オプション
| -l |
プロセスIDも表示。 |
| -r |
実行中のジョブだけを表示。 |
| -s |
停止中のジョブだけを表示。 |
| %jobid |
jobidで指定したジョブのみ表示。 |
| %+ |
カレントジョブのみを表示。 |
| %- |
カレントジョブのひとつ前のジョブのみ表示。 |
| 説明 |
|
実行したターミナルで起動したジョブの状態を表示する。
ジョブの状態は実行中（Running）、停止中（又はstopped）、終了（又はDone）となる。
状態の後に(tty 出力（又はtty output）)や(tty 入力(又はtty input)と表示されているのは、それぞれ画面に文字を表示する直前及び入力待ちを示す。（フォアグラウンドになると実行を開始する。）
ジョブ番号の後の"+"記号はカレント・ジョブを示し、"-"記号はカレントのひとつ前のジョブを示す。
|
|
| 使用例１ － コマンドを随時実行しジョブの状況を表示 |
|
viをバックグランド起動しジョブを表示。
$ vi &
[1] 2651
$ jobs
[1]+ 停止 vi
引き続きtailをバックグランド起動しジョブを表示。
$ tail &
[2] 2652
$ jobs
[1]- 停止 vi
[2]+ 停止 tail
引き続きlessをバックグランド起動しジョブを表示。
$ less &
[3] 2653
$ jobs
[1] 停止 vi
[2]- 停止 tail
[3]+ 停止 less
引き続きechoをバックグランド起動しジョブを表示。
$ echo hoge &
[4] 2654
$ hoge
jobs
[1] 停止 vi
[2]- 停止 tail
[3]+ 停止 less
[4] 終了 echo hoge
引き続きsleep(2秒間)をバックグランド起動しジョブを表示。
$ sleep 2 &
[4] 2655
$ jobs
[1] 停止 vi
[2]- 停止 tail
[3]+ 停止 less
[4] 実行中 sleep 2 &
2秒過ぎるとsleepは終了。
$ jobs
[1] 停止 vi
[2]- 停止 tail
[3]+ 停止 less
[4] 終了 sleep 2
引き続きsleep(1000秒間)をバックグランド起動しジョブを表示。
$ sleep 1000 &
[4] 2656
$ jobs
[1] 停止 vi
[2]- 停止 tail
[3]+ 停止 less
[4] 実行中 sleep 1000 &
プロセスIDも一緒に表示。
$ jobs -l
[1] 2651 停止 (tty 出力) vi
[2]- 2652 停止 (tty 入力) tail
[3]+ 2653 停止 (tty 出力) less
[4] 2656 実行中 sleep 1000 &
停止中のジョブのみ表示。
$ jobs -s
[1] 停止 vi
[2]- 停止 tail
[3]+ 停止 less
指定したジョブ番号のみ表示。
$ jobs %2
[2]- 停止 tail
カレントジョブのみ表示。
$ jobs %+
[3]+ 停止 less
カレントジョブのひとつ前のジョブのみ表示。
$ jobs %-
[2]- 停止 tail